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[NUX] Loop Core Stereo|レビュー:ステレオ入出力+リズム+99メモリーで“練習〜小規模ライブ”を回せる実戦ルーパー

NUX Loop Core Stereo は、ステレオ入出力・カラーLCD・MIDIコントロール・USB管理まで備えた次世代ルーパーです。最大6時間のフレーズを99メモリーに保存でき、50種類のリズムも内蔵。さらに「ギター信号とドラムを別アウトに分ける」オーディオパス設定が用意されているため、練習はもちろん、ソロ/デュオの現場でも“提出物がきれい”に仕上げやすいのがポイントです。1台でループ運用の基礎体力を作りつつ、必要になったらMIDIやUSBで拡張できる、コスパの良い実戦機です。

[NUX] Loop Core Stereo|ペダマニレビュー

どんなペダル?

Loop Core Stereo は「録る・重ねる・止める」を足元1スイッチで回せるルーパーに、現場で効く要素をまとめて載せたモデルです。最大の強みは、ループが“その場限り”で終わらないこと。フレーズをメモリー(01〜99)に保存して呼び出せるので、練習用のコード進行やリフ、ライブのつなぎネタを資産化できます。

また、リズム(ドラム)内蔵が地味に強いです。クリックよりノリが出しやすく、録音開始のタイミングやループ終端が安定します。ルーパーで一番痛いのは「最初の1周がズレて、以後ずっと地獄」なので、ここを最初から支援してくれる設計は実務的です。

加えて、オーディオパス設定で「ステレオ運用」だけでなく「ギターとドラムを別アウトへ分ける」使い方ができます。家ではヘッドホン、スタジオではアンプ、現場ではPAへ、という切り替えがしやすいのが Loop Core Stereo の得意分野です。

サウンドの特徴(ギターとドラムを分けて“混ざらない提出”が作れる)

Loop Core Stereo の音の美味しさは、音色を派手に盛ることではなく、運用で破綻しにくい点にあります。特に「ギター信号とドラムをOUT A/Bへ分離できる」設計が強い。ギターはギターアンプへ、ドラムはフルレンジ(PA/モニター)へ、という役割分担ができると、低域〜高域の居場所が整理され、ループが急に“現場の音”になります。

また「ミキサー向けの補正(周波数補正)」を含むオーディオパスも用意されているため、PAへ直で持ち込む時に“何となく薄い/刺さる”の調整がしやすいのもポイントです。ルーパーは最終的に音量バランス勝負なので、ループ音量とドラム音量を本体で素早く調整できる(ツマミ押しでLoop/Drumのレベルを切替)設計も、地味に効いてきます。

録音品質面でも、ステレオ入出力・高解像度の録音処理が前提なので、空間系を含んだステレオボードとも相性が良いです。結果として「いつものペダルボードを、そのままループに置ける」安心感があります。

使い勝手・セッティングのイメージ

最初にやること

  1. VALUEノブで空きメモリーを選ぶ(01〜99)
  2. TAPでテンポを決める
  3. DRUMをONにする(必要ならスタイル選択)
  4. フットスイッチで録音→再生→オーバーダブ

フットスイッチの基本操作

  • 1回押し:録音/再生/オーバーダブ
  • 2回押し:停止
  • 長押し:UNDO/REDO(直前の重ね録りを戻す/やり直す)
  • 押して長押し:クリア(フレーズ消去)

まずは「停止=2回押し」を足に覚えさせると、運用が一気に安定します。

録音の入り方を自分に合わせる(RECモード)

  • INSTANT:押した瞬間に録音開始(一番シンプル)
  • DETECTING:入力を検知して録音開始(“頭切れ”防止に効く)
  • PRE-BEAT:カウント後に録音開始(テンポ物で事故が減る)

「ズレやすい人ほど PRE-BEAT」「急に録りたい人は INSTANT」が目安です。

止め方も選べる(STOPモード)

  • IMMEDIATE:即停止
  • LOOP END:ループ終端で停止(切り方がきれい)
  • FADE OUT:フェードして停止(弾き語り/アンビエント向き)

ライブ想定なら LOOP END or FADE OUT が“それっぽく終わる”のでおすすめです。

出力の勝ち筋(AUDIO PATH)

  • STEREO IN/OUT:普通にステレオで回す
  • SPLIT IN/OUT:ギターとドラムをOUT A/Bへ分離
  • SPLIT TO MIXER:分離+ミキサー向けの補正

弾き語り・ソロ現場なら、SPLIT を使うだけでミックスが急に整います。

ペダマニ的「ここが魅力」

  • 99メモリーで「ネタが資産化」する
    その場で録って消すだけでなく、フレーズを保存して呼び出せます。練習用の進行、ライブのつなぎ、デモの土台が溜まるほど、このペダルの費用対効果は上がります。
  • ドラム内蔵+テンポ管理で、ルーパーの“初動事故”が減る
    ルーパーは最初の1周が決まるかどうかで勝負が決まります。クリックより気持ちよく乗れるドラムがあると、録音開始と終端が揃いやすく、結果的に上達が速いです。
  • 分離出力が“現場提出”に効く
    ギターはギターアンプへ、ドラムはPAへ、の役割分担が作れます。小編成やソロで「ドラムが埋もれる/うるさい」問題を、出力設計で解決できるのが実戦的です。

注意しておきたいポイント

  • 多機能なので、最初に“使う範囲”を決めた方が勝ち
    REC/STOP/DUBモード、AUDIO PATH、ドラム、保存など触れる場所が多いです。最初は「テンポ→ドラム→1フレーズ→停止」を固定し、慣れたら分離出力や保存運用へ拡張すると迷いません。
  • 重ね録りは盛りすぎるほど混ざる
    無制限オーバーダブは便利ですが、同じ帯域を重ねるほど団子になります。音色より先に、音域をずらす、休符を作る、歪み量を変えるといった“アレンジで整理”する方が結果が速いです。
  • 停止とクリアは、ライブ前に足癖合わせ必須
    停止は2回押し、クリアは押して長押し、など操作が重なるため、慣れるまで誤爆しがちです。STOPモードをLOOP ENDやFADE OUTにしておくと、焦っても見栄えが保てます。

機種の仕様

メーカーNUX
製品名Loop Core Stereo
エフェクトタイプルーパー(フレーズループ)
搭載モード最大約6時間分のステレオ録音時間(合計)
99フレーズメモリー
多数の内蔵リズムパターン(メトロノーム含む)
MIDI同期対応(IN/OUT)
ループ長表示/ステータス表示用カラーディスプレイ
コントロールVALUE / VOL:メモリー選択/各種パラメータ調整、押し込みでLoop/Drum音量調整(切替)
DRUM STYLE:ドラムON/OFF、長押しでスタイル選択
TAP / TEMPO:タップテンポ入力、長押しでテンポ調整
SAVE / DEL:フレーズ保存、長押しで削除
SETTING:各種設定(REC/DUB/STOP/AUDIO PATH等)
FOOTSWITCH:録音/再生/オーバーダブ/停止/UNDO/REDO/クリア
接続端子INPUT(A/Mono、B):標準フォーン
OUTPUT(A/Mono、B):標準フォーン
PHONES:ヘッドホン出力
MIDI IN / OUT:外部MIDI機器接続
USB:PC接続(データバックアップ/アップデートなど)
DC IN:9V AC アダプター用ジャック(センターマイナス)
電源AC アダプター(センターマイナス)
消費電流おおよそ 120 mA(DC 9V 時)
入出力レベル/インピーダンス入力インピーダンス:1 MΩ
出力インピーダンス:10 kΩ
外形寸法・重量(目安)幅:72 mm 前後
奥行:122 mm 前後
高さ:48 mm 前後
質量:約 264 g 前後

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[NUX] Loop Core Stereo

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